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必見!老健で働く看護師が知っておいたほうがいいことは?
老健は看護師の就職先や転職先として選べる施設のひとつで、介護老人保健施設が正式名称です。
老健は入居者の在宅復帰を目指すのをサポートする施設。医療と在宅の中間という位置付けであり在宅に向けたリハビリに励みながら、医療ケアも受けることができます。そのため常勤の医師も常駐していますし、介護士はもちろんリハビリに関わるスタッフも配置されています。ひとりの入居者に対し様々な職種が関わり、入居者も含めたチームとなり在宅を目指すことが特徴となっています。
他の介護施設は入居期間が長いのですが、老健の場合な入居期間が原則3ヵ月から6ヶ月であり、3ヶ月ごとに自立が可能か評価が行われます。6ヶ月を過ぎたらすぐに退所しなくてはいけないわけでないので、平均すると老健の入居期間は300日程となります。
職員の配置基準も決まっています。入居者3名に介護士もしくは看護師が1名以上必要で、さらに介護士看護師の総数のうち、7分の2ほどの看護師の配置が決められています。簡単に言うと入居者100人に対し看護師は9名程度必要ということになります。また、8割近い老健が夜間も看護師の配置を行なっています。
入居者に関しては、老健の入居者は要介護1以上で65歳以上の高齢者となります。しかし、実際入居しているのは要介護3以上の人が7割ほどになっています。
入所者は、病院から退院後すぐに在宅に戻るのに不安が残る人、または入院するほどではないけれど医療的な介入が必要でありかつ在宅における自立を目指す人が主に想定されています。
※関連リンク【老健で働こう~看護師の職場ガイド~】