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大切な老健で働く看護師の役割とは

老健は、看護師が働く場所として選択できる施設のひとつです。高齢者の介護施設で介護老人保健施設を指します。入居者はリハビリに励み在宅に戻ることを目指します。

看護師の配置基準は決まっていて100人の入居者に対し9名ほど配置することが決まられています。また、老健は在宅を目指す施設となっているため、入居期間も3ヶ月と決められてるのが他の老人施設との大きな違いです。

老健での看護師の役割は入居者の健康管理になります。リハビリしながら在宅を目指す入居者をサポートするために身体的精神的な変化を観察します。中には医療的介入が必要な入居者もいますし、難病患者もいます。そのような入居者に対しては、医師の診察、治療の補助を行います。

介護福祉士と共に日常生活のサポートも行い、清潔ケアや口腔ケア、排泄ケアの手伝いも行います。看護師の役割は、このような毎日行うケアを観察して入居者の希望に添っているのか、満足のいくものになっているのかを確認することです。ケアを受ける側も行う側も改善点があれば、より良いものにする必要があります。

老健で働くのに向いてる人は、高齢者とコミュニケーションを取るのが得意な人です。普段から高齢者と会話することが多く会話していても楽しく弾んだ会話ができる人は向いています。

老健の場合、入居者が在宅を目指すという目標がはっきりしています。介護士、理学療法士など他の職種のとチームとなり、チームの一員として働かなくてはいけません。大勢のスタッフの中で他の職種の人たちや入居者を尊重して働ける人が向いているといえます。